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2025年5月27日
【塗料のツヤ有り・ツヤ無し】どちらがおすすめ?比較解説🎨
外壁塗装をする際に、「艶(つや)ありと艶なしどっちがいいの?」「見た目はどう違うの?」と考える方は多くいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、艶ありと艶なしの写真をご確認いただきながら、両者のメリットとデメリットを徹底比較し、失敗しないための選択方法をお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
01. 外壁の艶あり・艶なしとは?
外壁の艶(つや)とは、表面の光沢のことを言います。
一般的に、艶のある塗料は表面が滑らかで光を反射しやすく、艶のない塗料は表面に凹凸があり光の反射が抑えられています。
この艶の具合は5段階あり、それぞれ解説していきます。
塗料の5つの艶の種類
最も光沢感のある塗料が艶あり塗料であり、その次が7分艶、5分艶、3分艶と光沢の度合いが低くなっていきます。
光沢が0に近いものを艶なし塗料または艶消し塗料といいます。
艶あり
光の反射率が70%以上であり、非常に滑らかな表面で、光の大半を反射する塗料です。
全種類の中で最も艶がある塗料で、塗装すると新築のように見えることもあります。
また、艶ありは表面がツルツルしており、汚れが付きにくく、耐久性が高いのも特徴です。
7分艶
こちらは光の反射率が60%以下とされている塗料であり、一般的な住宅で使われています。
艶が目立ち過ぎず、かつ耐久性も高めなのが特徴です。
5分艶
こちらは光の反射率が35%以下が目安で、半艶(はんつや)とも呼ばれます。
一般的な住宅でよく使われており、7分艶だと眩しすぎるといった場合に選ばれています。
3分艶
こちらは光の反射率が抑えめで15%以下の塗料です。
この3分艶も一般的に使う塗料で5分艶でもまだ反射率が高いといった場合に検討します。
艶なし
艶消しとも呼ばれ反射率が最も低く5%以下であり、マット仕上げとも呼ばれます。
表面が滑らかである艶あり塗料と比べて、艶消しは表面に細かい凹凸が多いため、若干ではありますが汚れが付着しやすいという点があります。
02. 艶の度合いを選ぶときの注意点
メーカーによって艶の具合が異なる
5種類の艶の度合いは、あくまでも一般的な基準であり、メーカーによって実物の光沢具合は異なることがあります。
例えば、A社の塗料の7分艶は、B社の塗料の5分艶と同じ光沢具合であるといったことがあります。
思った光沢感と違う、といったことにならないよう、パンフレットだけでなく実際のカラー見本を見て判断しましょう。
全塗料に5種類の艶が用意されているわけではない
塗料のグレードによっては、5種類すべての艶の塗料が揃っているわけではありません。
塗料によっては5分艶と3分艶しか表現できないものもあります。
例えば、フッ素塗料の場合、その性質上、艶なし塗料はほとんど存在しません。
まれにフッ素の艶消しは見かけますが、たいていの場合は性能が劣ります。
03. 艶ありと艶なしのメリットとデメリットを徹底比較
それぞれのメリットとデメリットをまとめました。
04. 結局どちらがオススメ?
結論はどちらもお好みでOK
艶あり塗料と艶なし塗料には優劣はないため、お好みで選んでも問題ありません。
印象としては、艶あり、5分艶、艶なしの3つを選ぶお客様が多い傾向にあります。
理由は、7分艶を選ぶくらいだったら光沢の強い艶ありが良い、3分艶を選ぶなら艶なしが良いと判断する方や、中間の5分艶がちょうど良く感じるといった声はよく聞きます。
こだわりのない方は艶ありが無難
本当にこだわりがなくて、正直どっちでも良い、業者にお任せしたいとお考えの方もいるかと思います。
その場合は艶あり塗料をお勧めします。
理由は、艶なしよりも艶ありの方が表面が滑らかであることから汚れが付着しにくく、耐久性が若干良いからです。
デザインにこだわらない場合は、性能を優先して決めた方が良いでしょう。
本日のブログは以上になります📝
外壁塗装をした後に艶の出し方がイメージと違った、といったことにならないためには、艶ありと艶なしのメリット・デメリットを把握しておくことが重要です。
今回お伝えした内容をもとに、ご自宅に適した塗料が艶ありなのか、艶なしなのか、どの種類なのかを検討してみてください。